マイクロラーニング事例と講演・セミナー情報

マイクロラーニング

働き方改革や少子化による人材難、プログラミング教育の必修化など、企業や学校を取り巻く環境は日々大きく変化しています。こうした中で、改めて見直されているのが「人材育成のあり方」です。

学校教育では知力以上に「どんな時代も生き抜く力」を育てることが重要になりました。また少子化によって人材確保が難しくなった昨今、今いる社員をいかに育成するかという点が重要視されてきています。

そんな両者の課題解決の糸口として注目されているのが「マイクロラーニング」という学習方法です。マイクロラーニングとは何か、また導入によってどんなことが実現できるのか、実際の事例とともにご紹介してまいりましょう。

マイクロラーニングの3つの特徴

マイクロラーニングの特徴は、大きく3つあります。

  • ひとつのコンテンツを学習するのにかかる時間が短い
  • スマートフォンやタブレットなどさまざまなデバイスで利用できる
  • 時間や場所を問わずに利用者の好きなタイミングで学習できる

受講時間に明確な定義はありませんが、1分から5分程度、長くても10分ほどです。時間が短い分、ひとつのコンテンツで扱う内容が少なくなるため、組み合わせ次第で多様な学習計画が立てられるというメリットがあります。

マイクロラーニングが求められる背景

マイクロラーニングがここまで注目されるようになった背景には、スマートフォンの普及、そして働き方の多様化が関係しています。

これまでの社内研修は、一箇所に集まる集合研修が一般的でした。eラーニングを導入している企業でもパソコンでしか学習できない場合や、1つ1つの動画が長い時間で作られている場合もあり、従業員はパソコンの前で学習のための時間をしっかり確保する必要がありました。環境や時間的制限が多い傾向にあったのです。

しかしフレックスタイムやテレワークの導入、非正規雇用の増加などから、働き手を一箇所に集めて行う集合研修が実施しづらくなりました。また働き方改革が行われ、働く場所が多様化したことや残業や業務の削減という点から、職場のパソコンに限ったeラーニングや、長い時間が必要なeラーニングでは学習に取り組めない人たちが出てきたのです。

その点マイクロラーニングは、日本人の多くが持つスマートフォンを使って、移動中など隙間時間に学習することができます。また短時間で学習できるので、継続して取り組みやすい点もメリットのひとつです。

そのため集合研修の実施が難しい場合や、反転学習を取り入れて知識や技術の底上げを図りたい企業などに導入されています。

国内展開されているマイクロラーニング事例

すでに多くの企業や教育機関で活用され、その効果が期待されているマイクロラーニング。ここでは一例をご紹介しましょう。

仕事の合間にスキルアップ

マイクロラーニングと相性の良い職種として営業が挙げられます。日中外出や移動回数が多い営業にとって、好きなタイミングで学習できるマイクロラーニングは、学習を深めるのにピッタリの手法といえるでしょう。

ある製薬会社では、MRに医薬品の知識を深めてもらうためにマイクロラーニングを活用しています。薬剤ごとに短いカリキュラムが組まれているので、移動時間や待ち時間の合間に学習を進められるようになったそうです。

日々新しい薬剤が発売される昨今、MRにとって知識の更新は営業活動を行う上で欠かせない業務のひとつといっても良いでしょう。しかし、移動時間や多忙を極めるスケジュールの中で、まとまった学習時間を確保するのは難しいものです。だからこそマイクロラーニングの存在は、営業担当にとっても会社にとっても心強いものになるのではないでしょうか。

「職人の技術や知識」を会社に蓄積できる利点も

またマイクロラーニングは、これまで属人的だった技術の蓄積や継承にも役立ちます。

いわゆる職人技は、人から人へ直接伝えられることが一般的でした。しかし、この方法は教え方が属人的になる他、企業に知識が蓄積されないことや、職人がいなくなると継承されないなど多くの問題をはらんでいます。

マイクロラーニングはこうした問題を解決することができるかもしれません。ある製造業者では、技術者が持つ知識やノウハウを教材としてまとめ、短時間の学習教材に振り分けて管理することに。属人的だった技術や知識を会社が管理できるようになった他、知りたいところだけを短時間で学習できるようになりました。

技術の習得という意味では、調理方法を教える際にもマイクロラーニングは大きく役立ってくれます。さまざまな手法をひとつずつ短い動画教材として作成し、組み合わせを変えて学習カリキュラムを組むことで、多彩な料理を学ぶことができるようになるのです。

外国人労働者や留学生の学びにも最適

また留学生や外国人労働者にとっては、聞き取りづらかった授業や講義の復習にも利用することができるでしょう。多言語展開するというのも方法のひとつですが、ある程度日本語が分かる人の場合、eラーニングで分からなかった部分を繰り返し見るだけで理解できることもあります。

今後は教育現場や職場どちらにも、日本語がうまく聞き取れない人たちが増えていくことでしょう。さまざまな人種や国籍の人たちの学びを深めるためにも、マイクロラーニングは大きな役割を果たしてくれるのです。

反転学習とも相性の良いマイクロラーニング

どこでも好きなタイミングで短時間学習できるマイクロラーニングは、学習者が主体性を持って取り組みやすい方法のひとつです。そのため社員研修前の反転学習にマイクロラーニングを利用している企業もあります。

事前に研修内容を学習することで、学習効果を高めることができる他、集合研修でしかできないワークショップに多くの時間を充てることが可能に。また短い時間で学習できるので、受講者も主体性をもって取り組めるといったメリットもあります。

マイクロラーニングが広げる学びの可能性

今回ご紹介した事例は、今起こっているほんの一例でしかありません。すでに多くの企業が、さまざまな形でマイクロラーニングを取り入れています。

eラーニングアワードではマイクロラーニングを取り入れた最新技術やサービスをご覧いただくことができます。ぜひマイクロラーニングの「今」を、皆様ご自身でご体感ください。

マイクロラーニングに関する展示会で得られる情報

インストラクショナル・デザインに特化した教材コンテンツを作成している企業や、内製化のための教材作成ツールを提供する企業などが展示致します。発注相談から内製支援、コンサルティングまで、様々ご相談いただけます。

  • 作成ツール

  • 教材作成

  • システム

  • コンサルティング

  • データ活用

  • ラーニング
    アナリティクス

などなど...

来場者様の声

展示会やセミナーで話を聞いて、世界が広がりました

私の関わる部署にもICTをより取り入れようと、初めてeラーニングアワードフォーラムに参加しました。研修の改善はもちろん、業務効率や組織レベルでの改善を行ったたくさんの事例やソリューションを聞いて、早急な変革の必要性を感じました。自社の参考になる事例だけでなく、サービスの選択肢もたくさんあることがわかり、世界が広がりました。

ご入場について

招待券持参、または講演申込で当日の入場料は無料です。
講演を聴くには別途登録が必要です。

※招待券のみでご覧いただけるのは展示ブースと
 
入場自由の日本e-Learning大賞授賞式、総評、受賞者プレゼンテーションのみです。